「安くて旨い日本酒が飲みたい。最近の日本酒は高すぎる」
そんな方にこそ知ってほしいのが、本醸造酒という選択肢です。
中でも今回ご紹介する 若波 本醸造 と 楽器正宗 本醸造中取り は、価格帯からは想像できない完成度を誇る“実力派”。
本記事では、
- 本醸造酒と純米酒の違い
- なぜこの2本が「コスパ最強」なのか
- 味わい・飲み方・料理ペアリング
を、日本酒初心者にも分かりやすく、かつ酒好きが読んでも納得できる内容で解説します。
日常の晩酌から来客時のおもてなしまで活躍する2本。ぜひ参考にしてください。


本醸造酒とは?純米酒との違いをやさしく解説
本醸造酒の定義と特徴
本醸造酒とは、米・米麹に加えて、少量の醸造アルコールを使用する日本酒です。
精米歩合は原則70%以下と定められています。
「アルコール添加=安酒」というイメージを持たれがちですが、これは大きな誤解。
醸造アルコールは、
- 香りを引き立てる
- 味わいをシャープにする
- キレを良くする
といった香味設計のための技術として使われます。
価格は比較的手頃です。
純米酒との違い|どちらが優れている?
純米酒は米と米麹のみで造られ、
米由来の旨味・コク・余韻が前面に出やすいのが特徴。
純米吟醸、純米大吟醸という名前のついている酒は値段が高いものが多く、
どうしても本醸造酒というと安いけどあまり旨くない酒、というイメージがありますが、
今回紹介するものはまったくその概念を打ち破るコスパ最強酒なのです。
安くて旨い本醸造酒おすすめ|若波・楽器正宗を選んだ理由
なぜこの2本が“コスパ最強”なのか
- 軽快さと旨味のバランスが秀逸
→ ただスッキリしているだけで終わらない - 料理対応力が非常に高い
→ 和食から洋食・中華まで守備範囲が広い - 価格設定が良心的
→ 四合・一升ともに日常使いしやすい
若波 本醸造|福岡発・究極の食中酒
味わいの特徴
若波 本醸造は、派手さではなく完成度で勝負するタイプ。
口に含むと、
- ほんのりとしたやさしい甘み
- 中心を支える穏やかな酸
- すっと切れる後口
が一体となって広がります。
香りは控えめながら
すっきりとした味わいは本醸造酒とは思えません。
ブラインドで飲んだら多くの人が吟醸酒と間違えるレベルだと思います。
- 冷酒:スムーズで軽快
- 常温:旨味が最もバランス良く
- ぬる燗:ふくらみと余韻が増す
と、温度帯の懐も深い一本です。
テイスティングまとめ
- 香り:穀物、白い花、炊き立て米
- 味わい:ややドライ寄りのミディアム
- キレ:クリーンで心地よい
おすすめの飲み方・ペアリング
相性抜群の料理
- 鯖の塩焼き、鮭の麹漬け
- 筑前煮、肉じゃが
- だし巻き卵、冷奴、おでん
- 鶏照り焼き、鶏ハム
- 白身魚のムニエル、塩味ポテサラ
ポイント
出汁・塩・醤油の旨味に寄り添い、
後口のキレで口中をリセット。
「もう一口」を自然に誘う設計が光ります。
価格とコスパ
一升瓶(1800ml)で2530円(税込み)
四合瓶(720ml)なら1485円(税込み)
スーパーで売られている紙パックの酒よりかは高いかもしれませんが、
完成度は明らかに“ワンランクもツーランクも上”。
冷蔵庫に常備しておけば、
平日の晩酌から週末の食卓まで安心の一本です。
楽器正宗 本醸造中取り|透明感が際立つ福島の名酒
中取りとは?
日本酒を搾る工程で、
- 荒走り(前半)
- 中取り(最良部分)
- 責め(後半)
に分かれます。
中取りは、
- 雑味が少ない
- 香り・旨味・酸のバランスが最良
とされ、通常は価格が上がりがち。
それを本醸造・良心価格で実現している点が、この酒の最大の価値です。
味わいの特徴
グラスに注ぐと、
青りんごや洋梨を思わせる爽やかな香り。
口当たりは非常にクリアで、
舌の上を滑るように流れます。
- 中盤で米の旨味がふくらみ
- ミネラル感のある酸が全体を引き締め
- フィニッシュは涼やか
まさに“中取り”の教科書的バランス。
これが本当に本醸造酒?と疑いたくなってしまいます。
テイスティングまとめ
- 香り:青系果実、若々しいフルーティさ
- 味わい:ライト~ミディアム
- 後口:軽快でクリーン
おすすめの飲み方・ペアリング
温度帯
8~12℃の冷酒がベスト。常温も可。
相性抜群の料理
- 白身魚・ホタテのカルパッチョ
- レモン唐揚げ、海老の塩炒め
- 春巻き、スモークサーモン
- 青菜×ベーコンソテー
- モッツァレラ、山羊チーズ
ポイント
香り・酸・キレのバランスが良く、
白ワイン代わりとしても成立。
洋食・中華の食卓で真価を発揮します。
価格とコスパ
一升瓶(1800ml)で3000円(税込み)
四合瓶(720ml)なら1680円(税込み)
昨今の物価高に押され、少し値段が高くなりましたが、
それでもこのクオリティーでこの価格は非常に良心的。
初対面のゲストにも自信を持って出せる、
まとめ|本醸造酒は“安いだけ”ではない
今回紹介した2本の魅力
- 若波 本醸造
穏やかな香りとやさしい旨味。
出汁系料理に寄り添う究極の食中酒。 - 楽器正宗 本醸造中取り
透明感とフルーティさを兼備。
洋食・中華にも強いモダンな一本。
本醸造酒選びで失敗しないコツ
- ラベルのキーワードを見る(中取り・生詰など)
- 温度帯の適性を確認
- 料理から逆算して選ぶ
- フレッシュ系は冷蔵&早めに消費
よくある質問(FAQ)
Q:本醸造酒は体にきつい?
A:いいえ。影響は酒質より「量と体調」。適量を守りましょう。
Q:食中酒向きなのはどっち?
A:和食中心なら若波、洋食・中華なら楽器正宗。
Q:最初は四合?一升?
A:味見なら四合、気に入ったら一升がコスパ◎。