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酸っぱい日本酒が今熱い!白ワイン派もハマるおすすめ銘柄


「日本酒はアルコール感が強くて、なんだか喉にカッとくる……」

もしあなたがそんなイメージを持っているなら、今の日本酒ブームの最前線を知ると驚くかもしれません。

今、日本酒の世界で最も注目されているキーワード、それは「酸味」です。

かつて日本酒において、酸は「劣化」や「雑味」として敬遠される時代もありました。しかし現在は、白ワインのような爽やかなクエン酸や、ヨーグルトのような芳醇な乳酸をあえて引き出し、現代の食卓にマッチさせた「酸っぱい日本酒」がトレンドのど真ん中にいます。

今回は、酸味の強い日本酒の選び方から、今飲むべき銘柄、そして最高の一杯を演出するペアリングまで解説します。


1. 日本酒の概念が変わる?「酸味」がトレンドの理由

最近、フレンチやイタリアンのレストランで日本酒がワイングラスに注がれている光景をよく目にしませんか? その背景には、日本酒の「酸」の進化があります。

「甘口・辛口」の二択はもう古い

これまでの日本酒選びは、糖分の量を示す「日本酒度」を基準にした「甘口・辛口」が主流でした。しかし、現代人の味覚はより複雑。脂の乗った料理や、スパイスの効いた多国籍料理に合わせるには、口の中をリセットし、旨味を引き立てる「酸」の存在が不可欠なのです。

食の欧米化と「酸」の相性

チーズ、バター、オリーブオイル。これらを使った料理に合うのは、キレのある酸味です。今の日本酒は、米の甘みを残しつつ、力強い酸で後味を締めることで、「もう一口」が止まらない絶妙なバランスを実現しています。


2. 失敗しない!酸味が強い日本酒を選ぶ3つのチェックポイント

「酸っぱい日本酒を買いたいけれど、どうやって見分ければいいの?」という方のために、ラベルやスペック表で見るべき3つのポイントを伝授します。

① ラベルの「酸度」をチェック

日本酒のラベル(裏ラベル)には「酸度」という数値が記載されていることがあります。

  • 一般的な日本酒: 1.3 〜 1.5
  • 酸味を楽しみたいなら: 1.8 〜 2.5以上酸度が2.0を超えてくると、はっきりと「あ、酸っぱい!」という個性を感じることができます。

ただ、酸度が記載されている日本酒はまだ多くないので、酒屋さんで買うなら店員さんに聞いてみましょう。

② 「白麹(しろこうじ)」仕込みを探す

本来、焼酎造りに使われる「白麹」を使った日本酒が急増しています。白麹はクエン酸を多く生成するため、レモンやグレープフルーツを思わせるシャープな酸味が生まれます。

裏ラベルに「白麹」と書いてあれば酸味が強い日本酒の可能性大です。

③ 「生酛(きもと)」・「山廃(やまはい)」を選ぶ

これらは江戸時代から続く伝統的な製法です。空気中の乳酸菌を取り込むことで、濃厚で奥行きのある乳酸系の酸味が生まれます。冷酒はもちろん、お燗にしても美味しいのがこのタイプの特徴です。


3. 【タイプ別】酸味が際立つおすすめ銘柄ガイド

それでは、具体的に今チェックしておくべき銘柄をご紹介します。特に注目の「五橋」を含めたラインナップです。

① 柑橘系のキレ!「白麹」系の人気銘柄

五橋(ごきょう) five イエロー(山口)

山口県の銘醸蔵・酒井酒造が放つ「five」シリーズのイエローは、白麹を贅沢に使用した純米酒。

口に含んだ瞬間、完熟したレモンのような鮮烈な酸が弾けます。それでいて米の甘みもしっかり残っているため、まるで「高級なレモネード」を飲んでいるような感覚に。白身魚のカルパッチョや、天ぷらに塩を振って合わせるのが最高です。

値段も手ごろで720mlで1540円(税込)です。

【取扱店が1県につき1店舗のみ、の“超”限定品】五橋 五(five)イエロー(黄ラベル) 白糀仕込み純米酒  720ml

価格:1540円
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海風土(シーフード)(広島)

名前の通り「シーフード」のために造られたお酒。白麹由来のクエン酸が非常に強く、まさに「飲むレモン」。牡蠣(カキ)との相性は世界一と言っても過言ではありません。

ラベルもかわいくて、パーティーにももってこいです。

富久長 海風土 sea food 白麹 純米 720ml 日本酒 今田酒造本店 広島県

価格:1760円
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② 白ワイン超えの洗練!「モダン」系の人気銘柄

モダン仙禽(せんきん)(栃木)

ドメーヌ(自社栽培米)にこだわる仙禽。その酸味は非常にエレガントで、マスカットのようなフルーティーさがあります。酸度という数値以上に、甘みとの調和(甘酸っぱさ)が美しい一杯です。

仙禽 モダン 零式 生酒 720ml せんきん ぜろしき せんきん

価格:1900円
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産土(うぶすな)(熊本)

今、入手困難になるほど人気の銘柄。自然派ワインにも通じるナチュラルな酸味と、微炭酸のガス感が特徴。大地のエネルギーを感じるようなフレッシュな味わいです。インターネットでいろいろ探してみて、うまくみつかれば買って飲んでみてください。


4. 酸っぱい日本酒を最高に美味しく飲むコツ

せっかくの美味しいお酒も、飲み方次第で印象がガラリと変わります。

温度帯:基本は「キリッと冷やして」

白麹系やモダン系の酸が高いお酒は、**5〜10℃**くらいにキンキンに冷やすのがおすすめ。酸が引き締まり、シャープなキレを楽しめます。一方で、生酛系は少し温度が上がってから(15℃前後)の方が、酸の角が取れてまろやかになります。

グラス選び:ワイングラスが正解

お猪口も良いですが、酸味の強いお酒はぜひ白ワイン用のグラスで飲んでみてください。香りが広がりやすくなるだけでなく、グラスの形状によってお酒が舌の真ん中を通るため、酸味をよりダイレクトに、かつ美しく感じることができます。


5. 相性抜群!酸味の強い日本酒に合うおつまみ

「酸」があるからこそ成立するペアリングをご紹介します。

  • 白身魚のカルパッチョ: オリーブオイルの脂っぽさを、お酒の酸がサラリと流してくれます。
  • クリームチーズの西京味噌漬け: 乳酸系の酸味があるお酒と、発酵食品の相性は抜群。
  • 鶏の唐揚げ・天ぷら: レモンを絞る代わりに、酸度の高いお酒を一口。口の中がリセットされ、揚げ物が無限に食べられます。
  • エスニック料理: パクチーやナンプラーを使ったタイ料理など、酸味と辛味のある料理にも、強い酸の日本酒は負けません。

6. まとめ:お気に入りの「酸」を見つけよう

日本酒の「酸味」は、ただ酸っぱいだけではありません。それは、お米の甘みを引き立て、料理との架け橋となり、最後の一口を清々しく締めくくる「魔法のエッセンス」です。

まずは、今回ご紹介した**「五橋 five イエロー」「仙禽」**など、手に取りやすい一本から試してみてください。きっと、「これが日本酒なの?!」という感動とともに、新しい扉が開くはずです。

あなたの食卓が、一本の日本酒でもっと豊かになりますように。

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